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Channel: マリナーズ – The North American Post
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マリナーズ、ジャパンナイト  - フィールドから、スタンドから日本文化華やかに披露

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球場を埋め尽くしたファンの前で国歌斉唱するエバーグリーン・グリークラブ。(写真 = 佐々木 志峰)

 シアトル・マリナーズの恒例となるジャパンナイトイベントが21日のクリーブランド・インディアンス戦で行われた。地元コミュニティー団体が試合前パフォーマンス、国歌斉唱、試合中の日本式応援を披露。地元日系社会をアピールするとともに日本と縁深いマリナーズへ熱い声援が送られた。

 黄色で埋め尽くされたセーフコフィールド。15日に完全試合を記録したフェリックス・ヘルナンデス投手の先発を前にチーム側が記念Tシャツとプラカードを用意。3万9000人以上が大記録を祝うため、大挙して球場に足を運んだ。 

 重なった形でジャパンナイトの色はやや失われたが、それでも当地日系社会からの代表者たちはパフォーマンスでアピール。普段より多く集まった観客から大きな拍手を浴びた。

 試合前には沖縄県人会の太鼓団がフィールド外野を使い、演舞を披露。始球式には百々智子主席領事や主催者パナソニックの代表者が立った。国歌斉唱では男声コーラス「エバーグリーン・グリークラブ」が大役を務めた。

 球場の一角は「ジャパンナイト」用の席となり、コミュニティー関係者らが席を埋め、有志が日本式応援を行い、ウェーブを積極的に起こすなど、試合会場を盛り上げた。

 ジャパンナイトの特別チケット購入は東日本大震災の復興支援にあてられる。

 試合はヘルナンデス投手の好投もあり5|1で勝利。7連勝を収めた。岩隈久志投手は日程から登板せず、川崎宗則内野手も出場なしと日本人選手の姿はなかったが、チームの連勝とファンで埋まった球場から力強い未来が感じられた。


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